記事公開日:2024.05.22 最終更新日:2024.09.25
【連載1】ひょうご移住ストーリー“その後”の話。加西市<よしよし畑>久世継義さん
加西市で「よしよし畑」を運営する久世継義さん。「ひょうご移住ストーリー」 では、移住したきっかけをはじめ、仕事や暮らし、子育てについて語ってくれました。今回は、撮影から約1年が経った久世継義さんの“その後”を直撃しました。
・「ひょうご移住ストーリー」に出演されて、何か反響はありました?
久世さん:兵庫県からの仕事の依頼が増えましたね!移住イベントに登壇し、子育てをテーマについて話したりしました!それと、移住の分野以外でも、農林水産省さんのシンポジウムや農業機械メーカー「クボタ」さんの大型イベントでお話させていただく機会にも恵まれまして。そういう場に出ると、私たちを応援してくださっている方々が喜んでくださるので、嬉しく思っています!
・先輩移住者としてだけでなく、新規就農経験者としても幅広くご活躍なんですね!
久世さん:「外から加西に来た元気な人」というイメージなんだと思います(笑)
・動画に出演されて約1年が経ちましたが、その後お仕事はいかがですか?
久世さん:立ち上げ期から成長期に移行し、ようやく軌道に乗り始めたところです。トマト「華小町」を中心にトウモロコシやホウレンソウなどの栽培もスムーズに行なえるようになり、お客さんから支持を得て、徐々に規模が拡大していきました。今年の4月には初めて正社員が入社するんですよ!
・離農してしまう新規就農者も少なくない中、すごいことだと思います!暮らしのほうは、いかがですか?
久世さん:ライフスタイルに変わりはありませんが、子どもたちの成長に伴い、同世代の新しいコミュニティに参加するようになりました!子どもを介して、親同士も仲良くなっています!
・お仕事も暮らしも順調そうですね!今後の目標があれば、教えてください!
久世さん:農業をビジネスとして続けていくことですね!安定して運営し、利益を出して雇用を生み、税金を支払っていきたい。ビジネスの世界では当たり前のことなんですけどね。食べていただく消費者のみなさんはもちろん、「よしよし畑」に関わってくださるすべての人を幸せにしたいと考えています!
「移住して6年。たくさん助けてもらった分、これからは地域に恩返しをしていきたい」と意欲的に語る久世さん。次回は、そんな久世さんに“移住あるある”を聞いてみます。
インタビュー・文:権藤将輝
今回お話いただいた久世継義さんも出演されている「ひょうご移住ストーリー」では、移住者のリアリティを追求した28のストーリーを公開しています。ぜひ、ご覧ください。
また、久世継義さんがお住まいの加西市の移住支援サイトは、こちらです。気になった方はこちらも合わせてご覧ください。
連載記事の2回目、3回目は下記よりご覧ください。