芸術文化あふれる神戸へ 兵庫県庁 神戸市

広島市→西宮市⇒神戸市

仕事と趣味の音楽を両立 望んでいた生活を楽しんでいます


芸術文化あふれる神戸で理想の暮らしを実現

 「社会人になっても趣味の音楽を続けやすい環境であることは、どこで働くかを考える上で大きなポイントでした。その点、関西は数多くのアマチュアオーケストラが活動しているので選択肢が多く、今は思い描いていた理想の生活が実現できています」と明るい表情で語る青野眞子さんは入庁2年目の兵庫県職員です。

 現在は産業労働部産業政策課に所属し、県議会への対応や他部局との連携が必要な場合などに部の窓口として調整に当たるのが主な業務です。神戸市中央区の職場までは、市内にある職員住宅から約30分。徒歩と電車で通っています。

 「電車は時間帯によっては混んでいますが、ストレスを感じるほどではありません。神戸の街は海も山も近いのに都会的な部分もあって、暮らすにはちょうど良いバランスです」

 転居を伴う異動の可能性を考えて特定の楽団には所属していないものの、中学時代から使い続けている相棒のビオラを携え、さまざまなオーケストラに参加している青野さん。「1シーズンに1回は公演に出るようにしています。オケごとに特徴や雰囲気が違って楽しいですし、『音楽を続けている社会人がこんなにいるんだ』と、いつも皆さんから刺激を受けています」と笑顔を見せます。

 今年からは「第九」の合唱にも挑戦。年末のコンサート本番に向けて、共に参加する同僚たちと練習に励んでいます。こうした音楽活動に加え、週末は県立美術館でアートに触れたり、喜楽館で落語を鑑賞したりと、芸術文化を満喫しています。


△「今はデスクワーク中心ですが、いずれは県民の皆さんと

直接関わるような仕事をしてみたいです」


Iターン

兵庫県職員 青野眞子さん

中学2年生の時に弦楽器のビオラを始める。大学進学を機に、生まれ育った広島市を離れ、兵庫県西宮市へ。大学の部活動でオーケストラに魅了され、2017年4月に兵庫県職員となった後も、休日を中心にさまざまなオーケストラに参加し演奏活動を続けている。

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