【インタビュー9】株式会社相互設計事務所(10/3更新)


プロフィール (主任)村上 大輝さん

社名:株式会社相互設計事務所

所属:技術部設計課

入社年月:2018年4月入社


◤ キャッチフレーズ ◢

生きる上で欠かせない

当たり前を実現するのが

僕の使命です






入社のきっかけ

資格を活かし地元で貢献

神奈川県の大学に通っていましたが、就活をきっかけに地元の兵庫県へ戻りたいと思うようになりました。
大学では環境保全について学び、測量士補の資格を取得していたので、その知識を活かせることを軸に企業選び。
そんな中、就職サイトで見つけたのが相互設計事務所です。
説明会では、「蛇口を捻ると水が出る」当たり前の裏側にある技術や仕組みを知り驚きました。
実家近くの配水池の設計にも携わっていて、地元に密着した企業という点にも魅力を感じました。
じっと座ったまま仕事をするよりも体を動かすほうが好きなので、仕事内容も自分の希望にマッチ。
入社当時は正直、少し重苦しい現場なのかと不安もあったんです。
でも、施工業者や発注者と積極的にコミュニケーションをとると、皆さん楽しく会話していただけるように。
良い意味で、現場の雰囲気を変えられたのではないかと自負しています。


現在のお仕事内容

まるで街のかかりつけ医

老朽化の進んだ配水池や水道管などの施設を、耐震性能を有するものに更新する設計業務を行っています。
発注者と協議を行い、要望を反映させた図面や数量計算書を作成します。
また、工事が円滑に進むよう、図面通りに実施されているかを確認する施工監理業務にも従事。
施工業者とやり取りし、材料搬入検査や工事完成検査の立会も行います。
規模にもよりますが、いずれも長ければ1年ほどの期間を要します。
いくつかの案件を同時進行している状態ですね。設計と施工を一貫して行っているのは相互設計事務所の大きな特色の一つ。
例えば施工時に気付いたことを、設計の際にフィードバックして活かすことも多いです。
加東市役所には、ほぼ毎日顔を出しているため「明日は来るの?」なんて言われることも。
それぐらい、会社の顔を技術の人間が担っています。
業界内ではちょっと珍しいかもしれません。



やりがいを感じる瞬間

社長に引けを取らない【頼れる技術】を目指して

自身で設計した配管工事の施工管理をし、施工業者とともに完成させる過程を経験できることが大きな喜びです。
もちろんトラブルが起こることも少なくありません。
地面には電線や下水道なども埋まっており、それらを避けながら水道管を走らせる必要があります。
事前に調査はするものの、情報が古く実際に掘ってみると状況が違うといったことがよくあるんです。
そんな時は、基本的なルールには従った上で変更を判断。
発注者にはきちんと根拠を添えて説明するようにしています。
設計に関しては入社後にイチから勉強したので、一人前と呼べるまではもう少し。
あらゆる現場に対応して経験を積み、さらに成長したいと思っています。
今後は、社長が担当していたエリアを僕が引き継ぐ予定です。
今は顔と名前を覚えてもらい、何かあったときに頼っていただける信頼関係を構築させているところです。


自社の押しポイント

受注は官公庁からのみ!

 弊社は、社会インフラである上下水道事業に関わっており、受注は官公庁からのみです。
 地元地域や周辺の市町村はもちろんのこと関西エリアをはじめ広島県や三重県などの官公庁から元請で仕事を受注しています。そのため、安定した経営基盤が構築されています。
 近年、新型コロナウイルス流行や物価上昇などで厳しい時勢ですが、受注売上・利益共に好調で無借金経営を継続しています。



技術コンサルタント職・企画営業職・総務職の三つの職種で構成

 弊社は、技術コンサルタント職・企画営業職・総務職の三つの職種で構成されています。
 技術コンサルタント職とは、技術者として上下水道施設や管路などの調査・計画・設計を行うだけでなく、技術コンサルタントとして専門知識を活かした上下水道事業体への技術提案やアドバイザー、
 上下水道事業の許認可申請支援なども行っています。
 企画営業職は、営業マンとして上下水道事業体への営業活動や入札参加対応だけでなく、上下水道事業者や社内に対して企画提案も行います。
 例えば、経営コンサルタントとして上下水道事業体の財政計画や上下水道料金改定支援などを行い、社内企画担当として自社の成長戦略の立案や人材採用活動も行います。
 対外的な仕事だけでなく対内的な仕事も行えることが特徴的です。
 現在、技術コンサルタント職と営業職で募集を行っており、どの職種でも多岐にわたる業務を経験できるのは弊社特有のものだと思います。



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