【インタビュー10】日本ジャバラ株式会社(10/10更新)


プロフィール オリバ アルベルトさん

社名:日本ジャバラ株式会社

所属:総務部 海外渉外担当

入社年月:2022年5月入社


◤ キャッチフレーズ ◢

真意を伝える“言語の通訳”

ではなく“文化の通訳”






入社のきっかけ

まさに天職。やりたいことが詰まった会社

昔からアニメや漫画が好きで日本に興味があり、イタリアでは数少ない日本語が学べる大学へ進学しました。
何度か日本へ短期留学しながらも、まずはイタリアで就職しました。社会人経験を積むことで、日本で就職する際にきっと役立つと思ったからです。
3年ほどが経った頃、日本へ移住して日本語学校に通いました。就職活動のためにまず参加したのは、外国人向けの説明会イベント。
でも、私の希望にマッチする営業の仕事は見つからなくて…。
改めて先生に相談してみたところ、「イタリア人を探している会社がある」と紹介してもらったのが日本ジャバラです。
日本の企業において、海外渉外となると東南アジアが多く、ヨーロッパは少ないんです。
そんな中でも、イタリアとの取引が多い日本ジャバラ。
母国語を話しながら営業の経験が活かせる、まさに求めていたポジションだと感じ入社を決めました。


現在のお仕事内容

両方の文化が分かるからこそできる仕事

日本ジャバラはメーカーでもあり、商社としての一面もあります。
仕入れ先であるヨーロッパの製品を取り寄せるため、英語やイタリア語で注文内容を入力。
海外から届く荷物のチェックや運送スケジュールの調整も行っています。
営業と事務、両方の要素を兼ね備えた業務ですね。
将来的には営業として活躍することが目標ですが、まずは事務的な流れを把握。
お客様にしっかり説明できるようになるための準備期間です。
イタリアと日本では文化も習慣も違い、入荷した製品に不具合があった時なんてもう大変で。
日本では当然のように行う迅速な交換や修理も、イタリアでは「NO」。
でもそこは粘り強く、かつ丁寧に説得するようにしています。
言葉を単純に通訳しても真意は伝わらないので、日本では必要なことだとわかってもらえるよう、“言語の通訳”ではなく“文化の通訳”だと思って取り組んでいます。



やりがいを感じる瞬間

新たな可能性を切り開く、第一歩

海外渉外の第一歩として四国へ出張に行く機会がありました。
新商品のご提案と、現在使われている製品を確認するためです。
ご提案したイタリア製の商品は、普段取り扱うことの多いナイロン製ではなく、耐久性に優れたステンレス製。
日本ジャバラとしても実績がなく新しい挑戦でした。
最初は商品のことをなかなか理解できず、イタリアのエンジニアと当社の営業と、3人でウェブミーティングを重ねる日々。
私が通訳をしながらチーム一丸となって準備し、当日を迎えました。
まだ最終調整の段階なので結果がどうなるかはわかりませんが、本当に貴重な経験ができたと思います。
この仕事は専門用語も多く、戸惑う時もあります。
打ち合わせの際に瞬時に理解できなかったことは、帰社して調べたり先輩に確認したり。
できるだけ早く解決できるように心掛けています。


自社の押しポイント

教育体制が整っていること

 ジャバラはすべて完全なオーダーメイドなので、入社したときはまったく何も知らないのが普通です。
 そのため、個人別の年間計画に基づき、OJT訓練や勉強会をおこなっています。
 また、集合研修など他部署・他職種の同僚との研修も最低年1回は企画し、交流の場となっています。



育休取得後の復帰率100%

 製造業のため、男女比率では女性社員が少ないですが、産休・育休を取得した後、職場に復帰し、活躍しています。
 社員同士のサポート、多能工が進んでいる成果ではないかと思っています。



企業概要

企業情報についてはこちら


一覧に戻る