熱量は行動力に!

何事においても【運】や【縁】が大切である、とは昔からよく言われていますがこれらを掴む上で指標となる事が、2つあると言われています。

1つ目は、チャンスがあれば何でもやる、見るという好奇心に溢れた【外向性】

2つ目は、未知のものや人を怖がらずに受け入れるという【開放性】

これらの資質を備えた人が、運や縁を引き寄せるとするなら、「熱い想いはあるものの、なかなか行動に移せない」というのは、実に勿体ないと言えるでしょう。

では具体的にどの様に、行動すれば良いのでしょうか?

1.就職活動の「軸」を定める

これだけ多くの業界、企業がある中で、ただやみくもに動いても、結果中途半端になりかねません。そこで大切なのが、最初に「軸」を定めるということです。就職活動における「軸」とは、「あなたが仕事をする上で大切にしたい価値観」の事です。仕事を通して何を実現したいのか?自分にとって働くとはどういう事なのか?いわば職業観とも言い換えられますが、実際、面接試験やESでも「就活の軸」や「企業選びのポイント」を問われる事が多く、徹底した自己分析のもと、自身の価値観を明確にしておく必要があります。

例えば「人の人生の転機に携わりたい」が「軸」だとします。この場合、それを実現できる可能性がある業界として、不動産業界(家を買う)ブライダル業界(結婚)、人材業界(就職)等が挙げられます。

この様に「軸」を定める事で、業界を絞る事ができ、更には、競合他社研究を深める事で、より説得力のある志望動機の作成にも繋がります。


2.インターンシップへの参加

インターンシップとは、言わずと知れた「企業での就業体験」の事ですが今ではその種類も様々、かつコロナ禍により、インターンの早期選考が増加傾向にある事から、志望度の高い企業であれば、尚更参加の必要性を感じます。何より、現場の空気を肌で感じる事ができ、業界や職種、企業風土の違い等を知り、実際の仕事を体験や、話を聞くことで、自身の職業観の醸成にも繋がります。余裕があれば、先述した「軸」を定め、ある程度業界を絞った上で大手、中小、ベンチャーと満遍なく参加してみると良いでしょう。その中で、自身の目指す方向性、将来像が見える企業に、きっと出逢えるはずです。

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3.OB/OG訪問

昨今、必要な情報はパソコン1つですぐに手に入ります。しかし、簡単に入る情報は、得てして誰もが知りうる情報でもあり、残念ながら他の就活生との差別化は、図れません。そんな中、「現場の生の声」を聴ける絶好のチャンスこそがOB訪問と言えるのではないでしょうか?企業説明会では知りえない、また人事の方には聞きづらい、リアルな内情をお聞かせ頂けるかも知れません。代表的な方法としては、大学のキャリアセンターからの紹介がありますが、自身の人脈(ゼミ・研究室・サークル・アルバイト)を活用したり、また志望企業にOBがいない場合は、アプリを活用したりするのも一つの手段と言えます。

いずれにせよ、訪問の依頼から始まり、実際にお会いするまでの準備(企業研究や質問の整理)をする事は、学びの宝庫であり、また社会人である先輩に対して失礼のないマナーを意識する事が今後の就職活動や、社会人生活に活きる事は間違いないでしょう。


記:「ひょうごで働こう!マッチングサイト」運営事務局

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