女性が活躍できる企業を見極める3つのポイント


サポートではなく最前線で働きたい、成果をしっかり評価して欲しい、ライフステージの変化を経ても、ワークライフバランスを大切に自分らしく働きたい。そんな女性達が活躍できる企業とは、どのような特徴があるのでしょう?

ここでは、企業や組織を見極める3つのポイントについて詳しくご説明します。

多様な働き方の推進 フレキシブルな働き方でライフとキャリアの両立
日本は世界的に見ても女性経営者、管理職の割合が極めて低いと言われています。その理由は1つではないものの、中でも結婚や出産、介護等ライフステージの変化に応じた環境の整備不足が大きな要因と言えます。本来であえば、キャリアを築くべき20代後半から30代にかけて退職を余儀なくされる事で、おのずと管理職に就く確率は下がり、また企業側にとっても、今後活躍を期待される優秀な人材を失う事になりかねません。

結婚や出産といったライフステージの変化を迎えた女性が退職する事なく安心して働ける環境作りの具体例として、時短やテレワーク、またサテライトオフィスでの勤務が可能かどうか、また最近では企業内保育園の設立等、育児をしている間も何かしらの形で働く事が出来る環境があるかどうかは女性が働きやすい企業を見極める上での重要なポイントと言えるでしょう。

女性特化ではなく全社員が活用できる「いきた制度」の充実
上記のように環境の整備が重要である事は言うまでもないものの、大切なのはそれが形だけではなく「いきた制度」になっているかという事です。女性の管理職を全面的に押し出したり、女性支援制度を強調しすぎるのではなく、働き方改革やダイバーシティ経営を積極的に行っている企業は結果として女性も活躍しやすい環境や組織であると言えます。

男性でも育児休暇を活用したり、介護をしながら管理職として活躍したりしている等、性別関係なく多様な人材がいるか、またそれを互いに尊重しあえる企業風土かどうか、そうした組織こそが、男女隔たりなくそれぞれの能力や資質を存分に発揮できる企業と言えるでしょう。


管理職に占める女性の割合
冒頭で触れたように、日本における女性管理職の割合の低さは明らかですが、そもそも管理職を志望する女性がどれ程いるかと言うと、その割合も非常に低いのが現実です。その理由として挙げられるのは、やはり仕事と家庭を両立できない環境や社風、風土、そして何よりロールモデルの少なさから、状況をイメージしづらいとも言えます。

結婚、出産を経てもキャリアを継続させたい、重要なポジションを任されたい、その様な女性は、女性の管理職比率を確認すると良いですが、単に数値だけでは判断できない場合もあるので、女性向けの研修や育成プログラムの充実等、育成、登用に関しての施策を行っているかも同時に確認してみて下さい。その際、企業のホームぺージや求人情報、また企業の開示データを通して具体的な数値や制度を確認してみる事もお勧めします。

企業顕彰制度について
兵庫県では、女性の活躍を応援する企業を顕彰する制度があります。
・ひょうごの女性活躍企業表彰
・ひょうご子育て応援賞
・兵庫県子育て応援協定締結企業 など

これらの顕彰制度等に該当している企業等も、ぜひチェックしてみてください。




記:「ひょうごで働こう!マッチングサイト」運営事務局



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