【コラム1】大手・有名企業や人気職種への就職を叶えるには?(8/1更新)

誰しもが一度は憧れを抱く、大手企業へ就職や人気職種への転職。
でも自分では無理かも…と諦めてしまう人も多いのでは?
今回は、そんな大手・有名企業や人気職種に就くためのポイントをご紹介します。


目次

01|倍率が高い企業・職種の特徴

02|選考を突破するためにすべきこと

  1.企業研究、それをどう伝えるか

  2.自己PRの見つけ方

  3.集団面接、個別面接…不安な面接に対応するためには

  4.インターンや説明会に行っていない人は挽回することが難しいのか?

03|大手でもこんな会社にはご用心!

04|最後に


01|そもそも倍率が高い企業や職種って?

知名度の高い企業は、倍率が高い傾向にあります。
例えば、
■生活用品や食品など、B to Cで製品を全国で販売している企業
(B to C = Business to Consumer:企業がものやサービスなどを直接消費者に提供するビジネス)
■インフラなど、生活に欠かせないものを取り扱っている企業
また、各地域の地元に根付いている歴史ある企業も、比較的応募が集中しやすいでしょう。

職種は、企画・マーケティング系が人気。やはり会社の花形ですし、一度はやってみたい!と感じる方も少なくはありません。しかし、実際には入社してすぐ企画・マーケティングへ配属されることはそうないのです。まずは自社製品の強みや顧客の傾向を理解するため、営業などの経験を積んでから配属されるというケースが大半を占めています。


02|選考を突破するためにすべきこと

ここからは、具体的にどうすれば上記のような企業・職種へ就職できるのか。
何をすべきなのかをみていきましょう。

1.企業研究したことをどう伝えるのか
書類選考、面接どちらにおいても採用担当者が確認していることのひとつに、どれだけ企業のことを調べているか、準備しているかということがあげられます。
同じ営業マンでも、事前に顧客について詳しく調べられる人の方が活躍できそうな気がしますよね。
選考も同様。どれだけ意欲をもって企業研究できるかがカギを握ります。
ただし、消費者目線で伝えるのではなく、生産者、企業目線に立つことが重要。
作り手の立場にたって志望動機を伝えることで、採用担当者もあなたが入社したらどのように働いてくれるか、どの部署が合っているのか、想像しやすくなります。

2.自己PRの見つけ方
自分にはPRできるところがない。思いつかない。そんなときは企業研究に加えて、行きたい部署、やりたい仕事に就いている人の想いや思想をリサーチしてみましょう。
自分が目指しているポジションにいる人は何を強みにしているのか、普段心掛けていることは何なのか、学生時代はどのように過ごしていたのか。
先輩社員との座談会はこれらを探る絶好の機会です。積極的に質問し、企業が求める人物像を把握しましょう。そして、自分に当てはまることはないか、共通点を洗い出すのです。

他にも、企業のホームページを見たとき、惹かれたワードを記録しておくと、自己PRのきっかけに使えることが。どこに感化されたのか、というのは人それぞれがもつ個性です。ぜひ自身の感性のアンテナを張り巡らせてチェックしてみてください。

3.集団面接、個別面接…不安な面接に対応するためには
集団面接は、個々を比較しやすいため、いかに企業研究の成果を伝えられるかが合否を左右します。グループディスカッションやワークをすることもあり、職種や業界によって面接官が重視するポイントはさまざま。
日頃から時事ネタの情報感度を高めることはもちろん、ディスカッションの進め方を会得できるよう就活セミナー等に参加し対策しましょう。

一方で、個別面接では、態度や表情など、集団面接と比較してより細部までチェックされています。1つの質問に対して深く掘り下げて聞かれることも少なくありません。
面接が上手くいかなかったな…と感じている人は、「この企業で本当に良いのか」という漠然とした迷いを、表情や態度から見抜かれているケースが非常に多く見受けられます。

まずは、面接を受ける前にその企業が1位になるカテゴリを探してみましょう。
「この職種・業種で仕事をするなら」「この商品を扱っている企業であれば」のように細分化してカテゴライズし1位になるものを発見することで、自分の意識も変わり、迷いが生じることもなくなるはずです。

4.インターンや説明会に参加していない人は挽回することが難しいのか?
インターンシップの選考に落ちたからといって、もうその企業は諦めなければいけない…ということはありません。
受入数は限られているため、必然的に落選する人が出てくるのは仕方のないこと。
インターンシップを案内できなかったから、選考にも進んでもらえない、というのは企業側にとっても痛手を負うことに。諦めずにエントリーをしてほしいと願っている企業がほとんどです。
インターンシップに落ちた。説明会に行けなかった。そんな場合でもすすんで応募していきましょう。


03|大手企業でもこんな会社にはご用心!

大企業であったとしても、変わりゆく環境に応じた知識を学べず、時代の変化についていけない企業は注意したほうがいいかもしれません。
ご存じの通り社会情勢は常々変わってます。企業規模を問わず、この変化に対応できない企業は時代の波に取り残されてしまい、将来性があるとは言えません。
近年では、感染症によりオンライン上でのビジネスが増えました。
このような予測不可能な状況におかれたときこそ、新たな環境・時代の先を見据え対策ができているかどうかを、企業選択の軸のひとつとして考えるのもいいかもしれませんね。


04|最後に

大企業や人気企業は、応募者数が多いがゆえに不安を感じる方もいるかもしれません。
しかし、自分が納得できるまで念入りに準備すれば自信にもなり、いい結果に繋げられるはず。採用担当者は、あなたを次の選考にあげるための理由を探しています。
それに応えられるような備えをしていきましょう。

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