【コラム３】転職活動が成功する人に共通する特徴（10/3更新）
キャリアアップを目指すうえで、転職することが当たり前になってきた今の時代。
転職して上手くキャリアアップできたと感じる人もいれば、逆もあるでしょう。
では転職活動を成功させる秘訣とはいったい何なのでしょうか。
キャリアアドバイザーのお二人にお聞きしました。
01｜転職活動の情報収集を怠らない |
行きたい企業が定まっていても、転職活動中はなるべく広く情報収集することが大切です。
その企業の情報だけ見ればいいわけではないのです。
小売業の場合、業界での立ち位置を知るために、同じような商品を売っている企業のことを調べなければ本当の意味でその企業のことを知ることはできないでしょう。
求人だけを調べるのではなく、それに関連した競合先もきちんと調べましょう。
行きたい企業の営業職なら、“そもそも営業職とは”というところから知らなければ本当の理解にはつながらないでしょう。
横のつながりと縦のつながり、取引先までも知る必要があります。
四方八方に取り巻くところを調べつつ、会社に対して“転職活動＝企業調べ”ということではなく、それも含む“市場を知る”ということです。
02｜キャリアコンサルタントを味方につける |
転職活動をしている方の多くが１つ以上のエージェントサービスに登録しているのではないでしょうか。
エージェントさんと信頼関係を構築することが第一優先です。
信頼関係を築くためには、正直に情報開示をすることが必要になります。極力隠しごとをせずにありのままを伝えましょう。
相談事は（転職に感じている不安、転職に至った理由）ネガティブであっても伝えてみることが重要。
悩みはあって当然なのでありのままを伝えてみましょう。
エージェントさんに相談して返ってきたアドバイスが100％正しいとは限りません。
多くの視点からアドバイスを受けるために面談、キャリアカウンセリングを1社に依存せず、複数のエージェントサービスに登録したほうがいいでしょう。
そこでしか知りえない情報もあるため、いろんなところに話を聞きに行くことが大切になります。
03｜キャリア形成をして“将来なりたい自分”を考える。 |
ここで言うキャリア形成とは、ビジネスパーソンとして将来こうありたいと思う方向に計画を練ることをいいます。
薄っすらとでも将来こうなりたいというビジョンを持っていなら、将来的に考えて“足りないスキルを鍛えられる職場”が、今の自分にとって最適職場といえるでしょう。
今までは1つの会社で昇進を目指して働くというのが主流でしたが、これからの時代、働く場所が変わったとしても、自分のキャリアを活かせる傾向が強くなります。
そのためにもまずは、自己分析をしてみましょう。
現時点での自分のキャリアとしての強みを理解しつつ、伸ばしていきたいところ、足りていないところを知る必要があります。
今の会社では通用していても転職した途端に通用しないことがたくさんあると思います。
そうならないためにきちんと“自分”を理解している人が上手くいくでしょう。
最後に、、、 |
他にも
- 将来のキャリアビジョンがしっかり描けている
- 自分の欠点や課題を理解している
- 転職活動が明確で軸がぶれない
ビジネスパーソンとしての常識とマナーを身につけている等
成功のポイントはいくつかありますが、そもそも何を基準に転職活動の成功と言えるのでしょうか。
答えは簡単。今の課題が解決できて、その人にとって転職してよかったと思えたなら成功と言えるでしょう。その人にとって転職して良かったなと思えたら。どの会社に入るとか、年収が上がったとかそういうことではなくて、その人の今の課題が解決できる転職になるように支援しています。
このコラムを読んでいる方の転職の手助けになりましたら幸いです。